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行進中につき 

2008年07月01日 ()
更新停止中。

デスマーチ 第2版 ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか


生きて戻ってきたら再開予定。

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[2008.07.01(Tue) 01:59] 読書以外Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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中国沈没 沈才彬 

2008年05月16日 ()
読んだ本。 * 本・雑誌
タイトルから推測されるような、巷に溢れる嫌中国の本ではなく、中国と日本の深いつながりを認識した上で、両国の発展を見つめている著者が、中国の光と闇を書き出した本。
そういう著者をして、このタイトルの本になるところが、中国が抱える問題の大きさを象徴しているともいえる。

それにしても、本書でも書かれている中国国内の問題は酷い。
ダンボール肉まん(著者は、取材はやらせでも事件はあったと考えている)しかり、奴隷工場しかり、一般の日本人の想像を超えた問題が起きている。
一体、この問題はどこから来るのか。問題を貫いているのは、近視眼的な自己中心主義と拝金主義。社会がまだ未成熟ということなのか、文化的なものなのか、それとも全く違う要因によるものなのか。
元々文化レベルの高い国だし、資源外交などを見ていると、非常に戦略的な行動を取る国なのだが・・。どんなに優れた文化的背景を持つ国であっても、社会・政治体制のあり方によっては、簡単に悪いほうに転がってしまう、という見本なのだろうか。

中国沈没―最悪のシナリオ-バブル崩壊で日本経済はこうなる!
--以下ネタバレあり--

今回の四川省の大地震、犠牲者の多さに心が痛むが、中国社会への影響も気になる。
『貧困大国アメリカ』で書かれているように、カトリーナによる災害の後のアメリカ政府の対応策はお粗末なものだった。それに比べたら、聖火ランナーの件で非難もあったにせよ、今回の中国政府は善くやっていると思う。問題は、この後の復興をスムーズに出来るかどうか。
職場を、家を、家族を失った被災者たちに十分な補償をし、再出発できるだけの支援をできるかどうか。この災害が、中国の社会不安の原因にならないと良いのだが・・・


結局のところ、最大のリスクは、政治的な問題につきるようだ。そのトリガーが民主化運動になるのか、株式市場の暴落による暴動になるのか、汚職に対する反発になるのか、インフレによる市民生活の破綻になるのかは判らないが、中国共産党による一党支配体制は、いつ終わってもおかしくない。
それが急激な崩壊になるのか、穏やかな変革になるのかは、著者は触れていない。
何だかんだと言われながら、中国共産党はそれなりにバランスを取っているので、穏やかな変化(著者の言うところの気功療法的改革)で凌いでいく気がするが、油断は出来ない。

いずれにせよ、アメリカを抜いて今や第一の貿易相手国の中国の動向から、好むと好まざるとに関わらず日本は目を離すことが出来ない。

問題があることを認識した上で、隣人として上手く付き合っていく。その方法を考えていかないといけない。互いの「愛国」に辟易することもあるだろうが、そういう五月蝿い外野はスルーして、協力して歩む必要があるのではないだろうか。

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[2008.05.16(Fri) 01:09] 社会Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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食糧問題の解決策--菜食と人口肉 

2008年05月15日 ()
気になるニュース * ニュース
またまたWiredVisionで気になった記事があったので。

世界的に始まった食糧争奪戦:記者は「菜食主義」宣言(WiredVision)

エネルギー問題、温暖化問題の話の中で、たまに取り上げれるのは、食肉を作るために消費するエネルギーの多さと、家畜が排出する温暖化ガスの問題。
確かに、理論上は、上記の記事の記者の様に皆が肉食をやめてしまえば、かなりの度合い、食糧資源のムダが押さえられ、食糧生産に余裕ができるはず。
(もっとも、食糧問題の多くは、食糧が足りないことではなく、行き渡らないことによって起きているはずなのだが、それは今は脇においておく)

とはいえ、現実問題として、人間が肉食をやめるのは難しい。
私自身は3年ほど菜食で生活していたりするけれど、周囲では「肉喰いて〜!」と叫んでる若者たちを見るにつけ、菜食が一般に受け入れられる選択肢とは思えない。
(人間の脳は、肉に含まれる脂分を取ることで快感を感じるように作られているので、肉を食べたくなるのは自然な欲求)
肉食自体が文化に根ざしているので、そう簡単にはなくならない習慣だろう。

そんな訳で登場するのが人工肉。
--以下ネタバレあり--

「タンク培養の人工肉」普及は間近?:培養食肉シンポジウムからのレポート(WiredVision)

工場で食肉を効率的に生成できるようになれば、穀物資源の有効活用の問題も、温暖化ガスの問題も解決。動物愛護の人も納得で、めでたしめでたし。

・・・・といくのかなぁ。正直、現時点で人工肉と聞くと、「すこし気持ち悪い」というのが素直な感想。こういう抵抗感は、一般に普及するにつれて、なくなるんだろうか。
あとは、大量の食糧を培養するということで、細菌による汚染も気になる。生体と違って、人工肉の培地には免疫機構なんてないだろうから、細菌の汚染があっというまに広がる可能性がある。

それでも、様々な問題を解決するうえで魅力的な選択肢の一つであることには違いない。
しかし、仮にすべての食糧が工場製になった場合に、一体我々の食生活、体にはどんな影響があるんだろうか。

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[2008.05.15(Thu) 23:56] 読書以外Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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ワープする宇宙 リサ・ランドール 

2008年05月14日 ()
読んだ本。 * 本・雑誌
ワープする宇宙 リサ・ランドール

我々が暮らしている世界が4次元以上の世界の一部である可能性を示す理論の旗手である著者が、その理論と、背景となる物理学の世界を語った本。
私はテレビを見ないので知らなかったけれど、NHKの「未来への提言」にも出演していたので、知っている人も多いはず。

さて、『トンデモ仮説の世界』では

じゃあ、どうしてリサ・ランドールさんだけが注目されるんですか?
「君のいうとおり、ルックスのいい女性だからだろうな」


なんて事を書かれている著者。どんな出来かな・・・と恐る恐る読んでみたけれど・・素晴らしい。
決して簡単な内容ではないのに、わかりやすい言葉で上手くまとめていて、読みやすい。さらに、各章の冒頭のユニークな挿話が、判りやすさと読みやすさに貢献している。
これだけのものを本当に忙しそうな本人が書いたのか?と疑問に思いながら呼んだのだけれど、数年掛けて書いた作品だというから納得。
一流の学者だからといって、著作の才能があるとは限らないのだけれど、中には『生物と無生物のあいだ』『プリオン説は本当か』の福岡さんといい、リサ・ランドールといい、研究と著作の両方の才能を持つ人がいてくれて、科学好きとしてはとても嬉しい。

ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く
--以下ネタバレあり--

本の内容は、突き詰めれば「我々の住む世界は5次元世界である可能性がある」ということに過ぎないのだけれど、その背景となる理論はなかなか面白い。最新の素粒子物理学のトピックや、多次元世界の話をこれだけ判りやすく書いているというのはたいしたものだと思う。

ところで、この本の内容で注目されるのは、理論から導かれる現象が、そろそろ実験で測定されるかもしれない、ということ。
現在建設中のLHC(大型ハドロン衝突加速器)を使って、数Tevのエネルギーを与えた衝突実験で、著者の仮説を裏付けるデータが得られるのでは、と期待されている。

ところでこのLHC、本書でも触れているように、かなり大規模なエネルギーを極小な領域に集中させるので、ミニ・ブラックホールを発生させられるらしい。え?そんなの発生させて大丈夫なの? と一瞬心配になるけれど、理論上はエネルギーを放出する「ホーキング放射」によって蒸発してしまう。
・・・はずなんだけれど。

米国でLHCの運用禁止を求める訴訟、ブラックホール生成実験は安全性が確認されていない(technobahn)
CERN、LHCの運用で地球が崩壊するというのはまったくナンセンス(technobahn)

こんな訴訟も起きているらしい。まあ、”ブラックホール”という言葉の持つ響きが怖いので、気持ちは判らないでもないけれど。それは杞憂と言うのが大勢の意見。

こんなお騒がせなLHCが本格稼動するのは今年の夏から。施設の規模もすごいけれど、秒間800万回にも達する衝突実験をして、15秒でDVD1枚分の実験データを生成と、出てくる実験結果の量も化け物じみた施設。
(別のデータでは、最終的には1.8GB/秒でデータを生成刷るようになる模様・・ホント化け物だ)

一体どんな結果が得られるのか、そして、その結果は、どんな世界観を示してくれるのか。ちょっとわくわくする。

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[2008.05.14(Wed) 01:48] 科学Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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音を脳内で発生させる技術 

2008年05月14日 ()
米陸軍「脳内で音声を発生させる技術」ウェブページの謎(WiredVision)
特定の対象だけに声を届ける広告板と、「神の声」兵器(WiredVision)


耳に聞こえない音を直接脳内で発生させて聞かせる兵器の話と、その兵器について触れたページが米国国防省のサイトから消えたという話。

選択的に音を聞かせる技術があるのは知っていたけれど、脳内で音を発生させる現象があって、それが研究されていたというのは知らなかった。確かに悪用もできるけれど、選択的にメッセージを伝えられると言うのは面白いし、聴覚障害がある人にも聞こえると言うから、応用すれば、聴覚障害者に音を聞かせるためのデバイスができるかも。
・・・まだ、ちょっと眉唾モノの技術みたいだけれど、まともに実用化されたら面白い。
でも、昔から「都市伝説」として語り継がれているらしいから、実用化はされないのかな・・・

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[2008.05.14(Wed) 01:01] 読書以外Trackback(0) | Comments(0) 見る▼
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